7歳(小1)水疱瘡にかかる

微熱から始まる

インフルエンザだ、溶連菌だと、昨年11月にダブルで陽性、クラスも学級閉鎖となったので、年が明けてから近隣の小学校でインフルエンザが流行りだしても、そんなに警戒していませんでした。もちろんインフルエンザB型もあるし、溶連菌は何度でもかかる子がいるので、油断は出来ませんが。

そんな中、世間では新型コロナが徐々に拡がりを見せはじめて、気休めでもマスクにアルコール消毒と、今まで以上に気にするようになった矢先、

なんか、喉が痛い。息吸うとこの辺が痛い気がする。

と首や胸を指す息子。何に罹患したのか??不安が駆け巡ります。

微熱が出たのが木曜の夜。それでも翌朝は平熱で元気いっぱい。念のため、学校前に小児科を受診してみると「喉は少し赤いけれど、溶連菌のような赤いぷつぷつはないし、呼吸もきれい、軽い風邪かな?」と言われました。

胸と背中に赤い発疹が結構あるのが気になって「水疱瘡ではないですか?」と聞いたけれど、水疱瘡は「水泡」になるから形状が少し違うので大丈夫、乾燥肌のかゆみが発熱で悪化したのかも、と教えてもらい、そのまま登校しました。

帰宅後一時発熱、そしてまた平熱に

金曜の夕方学童へ迎えに行くと元気に出てくる息子。帰宅して食欲もあり、夕飯を済ませてお風呂に入りゆっくりしていると徐々に発熱。一気に38.7度まで上がりました。

やっぱり何か罹患しているんだわー。

しかし早めに寝かせて様子を見ていると、何の薬も飲ませていないので熱が悪化するかと思いきや、だんだんおでこが冷えてきた。なんか変な熱だな。

しかし気になるのは発疹。

確かに水泡にはなっていないけれど、乾燥肌のかゆみの発疹にしては量が多い、いや多すぎるでしょ(苦笑)

実際、昼間より倍増していました。

※写真は割愛します…笑

翌日は土曜日。朝には平熱で元気もある息子。もう一件のかかりつけ医にて再度診察です。平熱だけど、昨夜の高熱と一気に増えた発疹も気になることを伝え、外でのんびり待機しました。

診察の結果は

これまでの経緯を伝えていざ診察。気になる発疹を見てもらうと、先生が開口一番、

「あれーーー、これはちょっと、ずいぶん出ましたね!水疱瘡だなあ、きっと」

やっぱりそうか(苦笑)

発疹を入念にチェックする先生。水疱瘡の検査のために水泡を探しています。しかしすべて乾燥した発疹。背中側の一番みずみずしい(笑)発疹に、こっそり針を刺して綿棒でちょっとこすると、

ちょっとーーーーっ!何してるの!!痛いんだけど!!ちょっとそれ!見せて!!!

当然騒ぎ出す息子。でも、今回は診察前に

鼻や喉に綿棒をいれるとき、怖がっても泣いても騒いでも良いけれど、先生や病院の悪口は言わないようにがんばろう!

と話していたのを覚えていたのか、いつもよりかなりソフトな口調ではありました(笑)先生は知らん顔で「この綿棒のことかなー??」と針は見せず綿棒をチラチラ。

ん?ただの綿棒??そう??なんかそれ、先っぽ針みたいにとんがってない??

半信半疑です(苦笑)そんなことを言っているうちに採取は終わり結果待ちのため別室に待機。そして待つこと数分。出た結果は「陰性」でした。

予防接種は2回接種済み

息子の時代はまだ任意接種ではあったものの、水疱瘡(水痘)の予防接種は1歳で2回受けていました。まあしかし、予防接種していてもかかる時はかかりますよね。

ただ、いわゆる「水痘」水膨れにはならず、はじめから乾いた発疹でした。そのため、検査でも水膨れの中の「水」を採取できずに陰性となったもよう。

最近は2回の予防接種を終えている子が多いため、このような乾いた発疹の水疱瘡も多々あるようです。先生からは「症状からしてほぼ水疱瘡で確定」という診断をされました。

薬がくさい(笑)

その日からは3連休。とりあえず塗り薬だけ処方されて、熱が出なければ連休明けの朝に診察をして、良好ならば登校許可書を書きますとの事。

さてその薬ですが、先生も薬剤師さんも口をそろえて「これは昔から変わらないんですよねー」と苦笑い。私も小学生の頃、水疱瘡になったけれどまったく覚えていません。

家に帰り、お風呂上りに塗ろうと指に取ると、

うええええええ!!くっさーーーーーーいっ!!

息子、逃げだす勢いです。うんうん、確かにくさいわこれ。絵の具だかセメントだか何だかを混ぜたようなにおい。でも何だかやっぱり知っている昭和の医院のにおいって感じがしないでもないけれど(笑)

まあ、すでに乾いている発疹なので、ムキになって塗ることはないようなのですが、一応目に付くすべての発疹にちょんちょんとのせました。

重い症状の場合は、頭のてっぺんから足の先まで水泡で埋め尽くされる場合もあるというので、その際は薬を塗るのがどれだけ大変か…。今回軽度で済んで本当に良かったです。

登校許可書をもらい無事復帰

3連休はのんびり過ごして、連休明けの火曜朝に再診。この時点ですでに発疹は7-80%消えていた感じです。本当にあっという間の出来事でしたね。

新しい発疹がないか、今ある発疹はすべて乾いているかを確認。経過良好とのことで、この日からの登校許可書をもらいました。そして2時間目から無事に復帰!

水疱瘡にかかると7-10日くらい休むことになるイメージだったのですが、予防接種のおかげでこんなに短期間(4日間)で済むとは。健康でいられるってありがたいことですね。本当に最近つくづく感じます。

学校では、1年生以外にも水疱瘡がちらほら出てきているもよう。他にもインフルエンザB型や風邪症状の子が増えてきたとのお知らせもあり。

余談ですが、昨年のこの時期はアデノウィルスにかかった息子。思い起こすと、他にはインフルエンザはもちろん、溶連菌、ヘルパンギーナ、手足口病、りんご病、ついでに保育園で流行したシラミまで。結構色々と流行にもれずかかっているなあ。

何はともあれ無事に復帰できて良かった!

しかし来週からは新型コロナの影響で休校になってしまいますが、子供の体調に気を配りながら、これからも日々元気に過ごせますように。

以上、予防接種を2回していた息子が水疱瘡にかかった時の様子のまとめでした。

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