小5(11歳)冬の三者面談が終了!今後の課題は…

夏に引き続き、冬の三者面談も無事に終了しました。息子的にはちょっとドキドキしていたみたいだけど、実にスムーズに淡々と終わった感じ。でも今後に向けての収穫はありました!

生活面での様子

先生いわく、学習面での遅れやその他諸々の心配は全くしていないとのこと。ハマった時の集中力は高いものがあるし、物事に興味を持って理解しようとする姿勢も常に見られる。任された仕事、特に委員会活動は責任を持って自ら進んで取り組んでいて素晴らしいです!とまずは一連の誉め言葉。

息子、得意気な笑顔だな!

今回の課題は集中力

その中でも、これからの課題をあげるとしたら「集中力」の面だそうな。これは私も常日頃から気にかけている。

先生は息子を見ながら、「集中力」ということだけに関して言えば、自分から向かうものに対してはとても高い集中力を発揮しているとの見解。ただし、自分が乗り気になっていないもの(授業や宿題などなど)に対しては、一通り話しを聞いているし、理解もしている、作業する手も動くけれど、並行してその他のものへも意識がまわってしまい、あっちこっち触ったりいじったり視線が外れて行ってしまうということが多々あると。

うんうん、非常によくわかる。先生、やっぱり良く見てますね!笑

集中力を発揮する環境

私は親の立場なので「注意力が散漫だけど、集中していないわけではないし、家では良いと思う、でも学校ではどうかなあ?」っていうのが正直なところだったのです。

すると先生は「静かなところで一点集中して作業する方が良い子もいるけれど、(息子)くんみたいに、音のある環境で物事を並行して進めたい、その方がはかどる子も確かにいるんですよね!」と一定の理解を示してくれました。

息子は横で「宿題する時に、パソコン、タブレット、スマホ、そしてニュースなんかも流れてると落ち着くよねえ。」なんて言ってる。先生笑ってるよ。

でもそんな息子の今後を考えると「この先、中学の試験、そして高校受験という流れになった時に、シーンとした会場で集中力を持続して力を発揮することが出来るかどうか」が先生が思う懸念材料のようです。

これから身につけたいこと

誰しも環境が変わると力が発揮できないことはあるし、それが試験となれば尚更。先生は、

  • 学ぶ環境はみんなが同じでなくて良い。音があったり、ながら作業でも本人のやりやすい方法でこれからも進んでほしい
  • ただし、いつでもその環境があるわけではない。苦手な環境で実力を発揮しなくてはならないことも沢山出てくる
  • その時に『あ、この時はこうして乗り越えよう』っていう柔軟さが持てるようになるとうまく流れに乗って行けるはず
  • 小学校、中学校時代に身に着けたスキルというのは、大人になっても大きく役立つもの。ぜひ来年6年生の間に模索してみてほしい

と、今回は非常にまじめな話しをしてくれました。今の先生、3年生の時にも担任だったのですが、その時に比べるとやはり高学年の先生の対応でしたね!って、まあ当然か。

面談中の息子の態度

面談中の息子は、机をいじって斜めにしたり、机の中をのぞいてみたり、変な相槌入れたり、まあジッとしていないんだわ。パッと見、非常に態度悪いというか、とにかく落ち着きない。

でも、先生「こういった行動も、この面談に対してちょっとの緊張とその後のリラックスから来る態度だと思います」「学校では、本当にキチンと聞かなくてはいけない場面ではしっかりと顔を向けて静かに聞いていますのでご安心を~」とフォローしてくれました。

先生は理解してくれているからそう言ってもらえるけど、何も知らない他人が見たら「あの子大丈夫かね?」って感じだよ、きっと(笑)

面談を終えて今後の課題は…

内容は濃かったのですが、話はスムーズに進んで時間通りに終了。6年もある!と思った小学校生活もあと1年ちょっと。本当に早い。でも息子を見れば、確かにそれ以上の成長はしているもんな。

今後当面の課題は、先生も指摘していた「集中力」の面ですね。とはいえ、勉強に関してもムダに長時間集中しなくて良いと思っている。そもそも人間そんなに長く集中できないと思うし。

息子は目の前のモノにうまく乗りさえすれば、グッと集中してやり遂げる力が今はまだあると思うんです。そのモノに乗ること。向き合って「よし、ササっと取りかかるぞ!」と思えるモチベーションをどう引き出すか。

「課題をやらない自分はイヤ」みたいなので、散々ゲームや動画に時間を費やして遅くなってから課題を始め、疲れて半泣き状態になりつつも毎回やり遂げてはいるんですよ。

私としては「泣いてやるくらいなら早めに終わらせておけよ」と毎度毎度思うわけです。もちろん呆れたり、ため息も出ます。でも、息子の気持ちもわかると言えばよくわかる。

この現状にもう少しだけ手入れをして、いかにパパっと流れ作業的にやるべきことを先に終わらせるか、そして先に終わっていればどれだけ寝るまでの時間が至福の時間になるか。

「やらなきゃいけないことをどうこなすか」をメインに考えず「やらなきゃいけないことを先にやったら生まれる至福の自由時間」にスポットを当てて、うまく気持ちを乗せて習慣化できるといいなあ。って思う。

以上、冬の三者面談を終えて見えた今後の課題についてでした。

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