小4(9歳)学校の視力検査でB,C判定に

1年前の視力検査は、ギリギリのA(1.0程度)判定。でも、いつまでもそんなに視力が良いままとは思っていませんでした。

悪くなる要素はたくさんある。もちろん放置しているわけではないのですよ。

それでも、たいして勉強もしないで毎日外で遊びまわっていた自分の子供時代に比べれば、パソコン、タブレット、スマホを駆使して、動画だ、ゲームだ、なんだかんだと、明らかにインドアで目を酷使している現代っ子の息子。

今年も新年度の視力検査が終わり、今回は微妙な手応えだったと感想を聞いていたけれど、先日検査結果を持ち帰ってきました。

右・B(0.9~0.7)、左・C(0.6~0.3)

うれしくないけれど、予想通りですね。本人は視力が落ちている認識はあまりないみたいだけど、まあそんなもんでしょう。

以前、友達のメガネをお試しで借りた時に「クッキリ見えすぎてびびった」と言っていたので、そのころから少しずつ低下してきていたのだろうな。

そんなわけで、学校へ「診断報告書」を提出する必要もあるし、実際どのくらいの視力なのか、早速眼科で検査をしてきました。

その結果がこれ。

両目0.4ですと。

検査中、上の大きなCマークは意気揚々と答えていたけれど、4番目くらいから「???」って顔で超前のめり(笑)椅子におしりをつけて乗り出せる限りの姿勢で凝視していたけれど、見当違いの方向を指していましたね。

そして左右を変える時に一瞬両目になると、全部の向きを覚えようとジーっと見ていました。クイズじゃないんだから覚えなくていいんだってば(苦笑)

ただ、今回の検査だけで「近視」と診断するにはまだ早いようで、現時点では「調節緊張(仮性近視)」という診断になりました。

調節緊張症とは、読書やゲームなど近くを見る作業を長時間続けていると、常に近くにピントを合わせる状態が続き、ピントを調節する眼の筋肉が働き続け、遠くにピントを合わせずらくなるような状態をいうそうです。特に小さな子供はこの調節力が強く、近視ではないのに近視に似たような状態になるとのこと。

「スマホ目」とも呼ばれるこの調節緊張症は、眼精疲労、肩こりをはじめ、酷くなると頭痛や吐き気、倦怠感が現れるとのこと。

本来、近くのものを見るときは副交感神経が優位になり、リラックスしているのが正しい状態とのことですが、スマホを見ていると脳が活発になり交感神経が優位になろうとするため、この眼と身体のアンバランスさで自律神経が乱れていくこともあるそう。

ちなみに読書もじっと近くで見ますが、目で文を追ったり、ページをめくる作業があるので多少の距離感の変動があるらしい。その点、スマホは目はほとんど動かず、指で見る対象の位置を動かすので、本当に凝視しているような感じなんだそうな。確かに言われてみればその通りか。

そんなわけで、まずは寝る前に1回の点眼を続けて1ヶ月後に再度視力検査をする運びとなりました。

この点眼薬は「散瞳薬(さんどうやく)で、瞳孔を開き緊張した毛様体筋をやわらげることを目的としているそう。瞳孔が開いた状態がしばらく続くため、日中や活動時を避けて夜寝る間の点眼がベスト。

ただし、これはあくまでも「目の緊張をほぐす」ことが目的なので、近視を治療するものではないとのことです。これにより視力が回復する可能性があるのは、調節緊張症の場合に限るということ。

余談ですが、私も出産前までは、CADオペレーターとしてずっとずっと毎日パソコンの前にはりついて図面作成をしていたので、メガネも持っていましたし、視力も左右それぞれ0.3-4くらいでした。

しかし、産休育休とパソコンから離れのんびり過ごしているうちに視力が明らかに良くなった感があり。実際に視力を計ると左右とも0.6-7くらいに回復していて、出産後の免許更新では眼鏡使用でなくなりました!まあ、その後スマホに機種変してから現在に至るまでまた相当悪くなっていそうですが(笑)

さて、今日は息子もスマホの使用時間や環境を自分で考えて、休憩したり姿勢を良くしたりがんばっていたけれど、これをきっかけに少しでも習慣付いていくと良いな。

また次回の再検査に向けて、楽しみながらスマホ環境をより良く整えていこうと思います。

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